- 上部内視鏡、胃カメラで分かること
- 検査の準備
- 実際の検査
昨日の下部内視鏡、大腸カメラに続いての胃カメラ、受けた事がある方からは、けっこうキツイとの声を聞くので身構えちゃいますね。
上部内視鏡、胃カメラで分かること
で、上部内視鏡、胃カメラでは、胃の粘膜の状態を見て、胃炎、ポリープ、胃潰瘍、胃がん、ピロリ菌の有無などが分かります。
胃に直接カメラを入れるので、バリウムよりキツいですが、より詳細に胃を観察する事が可能。
検査の準備
検査の準備は前日からで、安全で正確な検査のために胃の中を空にする必要がある。
その為、前日の21:00以降から検査まで食事は摂らないようにする。 水は大丈夫。
食事制限といっても、21:00までは食べられるんですよね、フツーに。
なので、本のおやつ程度しか食べられない大腸検査より空腹感についてはこちらの方がラク。
さらに、大腸は下剤2リットル、『ニフレックバッグ』があるので、コレと比べると胃カメラの準備は大腸カメラよりはるかにラクだ。
実際の検査
そして、実際の検査。
まず、胃の内部を洗浄するマズイ水を飲む。 そして、ここから徐々に胃カメラの厳しさを思い知る事になります。
咽頭を麻酔するため、ゼリー状のクスリをのどの奥に5分間ためる。
そうすると、徐々に麻酔が効いてきてのどの感覚に違和感をかじるようになるんですが、つば飲めなくなるんです、咽頭動かないから。
で、むせる。 唾液は全部外に出す。
そして、検査医の方が更にのどにスプレー状の麻酔を。 ここから検査に入る。
…最初が一番大変。カメラが食道を通るところ。これ、ひとによっては軽いパニックになるかも。
短時間なんだけど、これはキツかった…。
カメラが食道を通ると、徐々に慣れて落ち着いてくる。
唾液は飲めないので、垂れ流します。
検査後半では胃に空気を入れての観察となり、ゲップをガマンするのですが、最初のキツさを乗り越えたあとなので、大したことない。
終了後は、1時間は水を飲めない。 1時間後、水を飲んでみてむせなければ、食事も摂って大丈夫。 刺激物とか重いのもは避けて。
終わってみるとあっという間だったけど、やっぱりキツかった。 それでも大腸同様、ここまで調べてこれで何もなければ安心だ。
大腸カメラと胃カメラ、大腸カメラは検査までの準備が大変(ニフレックバッグ!)、それに対し胃カメラは準備は楽だけど、検査が大変。こんな印象だ。
あと、ひとにもよるんだろうけど、大腸カメラの麻酔の影響はしばらく残った。 自分では大丈夫と思っていても、心身の反応が遅い。
絶対に車の運転はダメだ。
その後仕事をしたけど、やっぱり勘が鈍いというか、反応がイマイチだったように思う。
2日間続けての初の精密検査、結構タイヘンだったけど、それ以上に詳細に調査できた安心感がある。 あとはこれで何もなければいい。
繰り返すが、個人事業主、フリーランスのひとは毎年定期的に、必ず受けた方が良い。
今回は精密検査だったけど、通常の健康診断、人間ドックではここまでの事はしないで自分のカラダの状態が分かる。
自分で思ってもみなかったカラダの状態が客観的に分かり、安心する事が出来るのだ。