- リポバッテリー使用のメリット
- リポバッテリーに関わる数字
- リポバッテリー使用の注意点
- バッテリーチェッカーの使い方
「リポバッテリー」=リチウムイオンポリマーバッテリー 。
電動ガンで使うバッテリー、何を使ってますか?
最近はそのメリットから『リポバッテリー』を使う人が増えているようです。
ただ、メリットは多いけど、チョット使うのにクセがある。
そこで知っておきたいリポバッテリーについての情報を簡単にまとめてみた。
リポバッテリー使用のメリット
- 小型軽量かつ容量があり、しかも大出力(パワーがある、トリガーの反応が早く鋭いレスポンス、特にセミ、バースト時)
- メモリー効果がない=ニッカド、ニッケル水素=放電後充電、リポはそのまま継ぎ足し、手間無し。
- 冬の低温下でも安定(ニッケル水素は目に見えて低下) ・自然放電しにくい
- 安価である
やはり、一番最初のものが最大のメリットかな。
ヘタなカスタムより変わる、というレビューを見かけたりするほど。
コレが自分の一式。
リポバッテリーに関わる数字
■V(ボルト、電圧)。
コレを元に管理をする。 ET1リポバッテリー取説によると
- 充電=完全充電しない方が寿命が長い。充電はMAX4.2Vまでせず4.1V程度が理想。
- 使用=3.7V以下になるまで使わない。
- 保管=3.7〜4.0Vほどの状態が理想
ここを押さえておきたい。
■ mAh(ミリアンペアアワー)=バッテリーの容量。1時間当たりの使用可能電流量。
リポバッテリー使用の注意点
- 必ずリポ専用の充電器を使用する
- 必ずバランス充電用(バランス端子がついている)のアダプタを使用する
- 過放電(性能低下、破損)、過充電(発火)厳禁
これらはリポバッテリー専用のET1充電器を使えば、心配しなくても大丈夫。
- 撃っていて発射サイクル、チカラが落ちてきたら過放電、即使用中止
- 電圧のチェック
バッテリーチェッカーを使う。
1セル(3.7V)-MIN・3.0V、MAX・4.2V
2セル(7.4V)-MIN・6.0V、MAX・8.4V
3セル(11.1V)-MIN・9.0V、MAX・12.6V
*セルとは?=1セル=1本のバッテリー。2セルは2本一体のバッテリーであるという事。
MAX以上:過充電、試し撃ちで使って再計測、適正値内に下がらない場合は破損
MIN以下:過放電、破損の可能性高い
- 残量は3.7V以下になるまで使わない。早めに交換。心配であればオートストッパーを使う。
- セルのバランス=各セルは独自の電圧を持つ。使用するうちにズレ、差が大きくなると破損に繋がるため、揃えておく必要がある。(後述するバッテリーチェッカーにその機能がある。)
- 充電中は目に届くところで。万が一のトラブルに。
- 充電は基本的に1C設定で行う。
- 充電する際は、2セルの場合は最高充電電圧を8.4Vに、3セルの場合は12.6V以内に設定
*これもET1専用充電器を使えば何も設定は要らず全自動で充電できるため、充電による事故の心配は皆無といえる。目は離しちゃダメ!
- 持ち運び:保管は専用ケースに入れる。万が一の事故(燃焼)の時に。
- 保管時の注意:上記電圧(3.7〜4.0Vほどの状態)で保管、満充電のままでは性能劣化
- 処分法
完全放電させるため、食塩水(1Lにつき50g)に2日ほど漬ける、出力コネクターをカットして燃えないゴミとして廃棄。 自治体によって廃棄方法が異なったり、リサイクルできる場合もあるので、確認すること。
バッテリーチェッカーの使い方
リポバッテリーを使う上で、バッテリーチェッカーは必須だ。
使い方はそれほど難しくない。
- バッテリー状態のチェック
コネクタを挿すだけで簡単にチェックできる。
- バッテリーのバランス調整
ボタン一発。バランスが整った時点で外してしまって良い。
- 保管のための放電
これもボタン一発。電圧設定できるが、デフォルトで3.9V設定なのでそのままでイイかも。
以上、メリットの多いリポバッテリーでサバゲーを楽しんで下さい!
『この記事の最新版はこちら:トモ流|エアガンにはメリットの多いリポバッテリーを使うべき!使いこなすための4つのポイント』