みなさん、こんにちは!(こんばんは!)
『自由とは何も持たないことよ。』ジャニス・ジョプリン
何かに接し、そのものとの間に生まれた関係。
それに執着するのか、それともいつでも手放せるのか。
お金、衣食住など物質的なもの、あるいは思想、宗教、民族…無形ものと私たちは様々なものと関わって生きています。
それらに、どの程度執着しているのか。
執着が力になる場合もあるけど、しがらみとなる場合も多い。
そして、人間の欲求は無限で、求めれば求めるほど、執着すればするほどそれが縛り、制限、枷となるだろう。
失うものは何もない。
もはや自分を縛るものもなく、どこまでも自由…。
と、思いきや、これにはそれこそ、相当のものを失う覚悟が必要。
はたして、そこまでして自由を得るべきか。
やっぱりバランス。
守るべきものがあると、それが力になることも大人になって分かったしね。
物欲(または無形のもの)も 享受しつつ、必要とあらばいつでも手放せる、そんなとっても人間らしい、欲張りな生き方がしたいですね笑。
雨にも負けずや、ヘッセのクヌルプの主人公のような「かたがきも、なにもなくてもはだかで勝負、表現できる魅力ある人」のような生き方が自分にとっては究極の理想だけど、実社会では難しい。
あと、自由=幸せ、ではないということ。
人間、制限があったほうが幸せを感じる事が出来るんですね。
とっても深く、考えさせられる名言です。