photo credit: September 15, 2013 at 11:21PM via photopin (license)
クライアントの皆様はマンツーマンでトレーニング指導を行っている時間、一生懸命にトレーニングに 取り組んで頂けます。
トレーナーもその成果を最大に引き出してあげたいと思い、食事の重要性を お伝えし始めます。
例えば、二人のクライアントが同じトレーニングを行ったとします。
その効果の現れ方に大きな違いがあるとすれば…やはり食事(栄養)の差です!
トレーニング前後の食事が成功の鍵を握ります!
分かっていても食習慣を変える事はなかなか簡単ではありません。
そうはいっても、工夫次第で今より身体に有益な食事スタイルに変更するを事は 可能です。
手始めに筋肉の材料であるタンパク質(プロテイン)の摂取を心がけて みてはいかがでしょうか。
筋肉をつけながら脂肪を減らす事…実は難しい!
体重を減らすという事は「摂取エネルギーより、消費エネルギーを増やす」という 計算になります。
単純に食事量を減らすと身体は低栄養となり、身体から足りない栄養素を捻出してしまうのです。
その代表がタンパク質です。
なんと筋肉を分解してしまうのです!
筋肉をエネルギーに変えて身体を動かすという、とても怖い現象です。
「タンパク質の必要量を確保」する事を優先したいところです。
体重に換算して1kgあたり1gのタンパク質は日常生活を送るだけでも摂取したい 量です。
ちなみに以下はタンパク質を含む代表的食材のデータです。
- 卵1個 (6.2g 、76キロカロリー)
- 鶏ささみ(23g、105キロカロリー)
- 納豆 (8.3g、100キロカロリー)
- プロテイン(12.1g 50キロカロリー)
細かい計算を行うと大変ではありますが「毎食、タンパク質を意識して摂る!」と 覚えておけば良いでしょう。
体重1kgあたり1gのタンパク質摂取量は食事でもまかなえます。
脂肪を燃焼させる!その条件とは?
脂肪を燃焼させる有酸素運動でも100%体脂肪が燃える訳ではありません。
糖質やタンパク質(アミノ酸)もエネルギーとして使われます。
これを聞くと栄養状態が悪い身体で有酸素運動を行う事が怖くなります。
身を削りながら運動を行う事となるからです。
効率良く脂肪を燃やす為、すぐに実践できる事は以下となります。
①運動前にプロテイン、もしくは運動中にアミノ酸を摂取。 筋タンパク質のエネルギー化を食い止める!
②有酸素運動前に筋トレを行う。成長ホルモンが分泌する事で脂肪の燃焼効率を 高める。
〜まとめ〜
- 身体のエネルギー源をどこから捻出するか?脂肪を優先的にエネルギー化させる為には 条件を整える必要がある。
- 筋肉を維持する為にも積極的にタンパク質を摂取する事をお勧めする。 毎食、タンパク源となる食材をいずれか加える。(肉、魚、豆等)
■恵比寿パーソナルトレーニング専門ジム 『Mind_Body』代表
独自のトレーニング理論による姿勢、柔軟性、筋肉バランスに注視した指導を得意とする。
一般、選手、チームへの指導実績多数。