筋トレの弱点を克服する補助種目が効果を次のレベルへ引き上げる

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2014121001 【サブ種目の必要性を考える】

前回記事では筋トレで代表的なBIG3(ベンチプレス、スクワット、デットリフト)に「サブ種目追加」を行ってみました。

BIG3を行うと自身の弱い筋肉が見つかってきます。

その補強に使う「サブ種目」は自分に合うものを選びたいです。

 

【BIG3にお勧めなサブ種目の一例】

〜ベンチプレスには〜

  1. バックプレス(肩、背中) 姿勢を支える背中、肩全般など押す動作の代表的種目。
  2. トライセプスエクステンション/腕の裏(上腕三頭筋)  プレス系種目で腕が弱い実感がある際に採用。

 

〜デットリフトには〜

  1. ベントローイング(背部) 脊柱を固定して肩甲骨を寄せる事が特徴。中腰姿勢が困難な際はロープーリーを代用とする。
  2. ラットプルダウン(背部) 同じく背中の代表的な種目。上記のベントローイングと肩甲骨の動きは異なる。

 

〜スクワットには〜

  1. ランジ(大腿部) 片脚ずつしゃがむ動きとなり、左右差を感じる事が出来る。スクワットと比べ、深くしゃがむ事が容易。 お尻の筋肉を使いやすい。
  2. レッグエクステンション(大腿部前面) 大腿前面の下部を使える種目。バーベル種目では使いきれない部位で、このマシンがあると重宝する。
  3. レッグカール(大腿部後面) 大腿後面の下部を使える種目。同じくマシンがあると行える。

 

もちろん、上記以外の種目も試しに行ってみることも良いです。  やってみて「しっくりくる種目」があります。

または「使っている実感が分かりやすい種目」です。

それが「自分にあっている種目」としてとらえて、良いでしょう。

 

【サブ種目の回数設定】

まず、一例としてご紹介します。

 

BIG3は8〜12回、重ためのウェイトを扱います。

サブ種目では少し回数を増やして15〜20回に設定してみます。

この場合、サブ種目は回数を多くする事で筋肉のパンプアップを促します。

 

筋肉痛を引き起こす高重量、成長ホルモン分泌を促す高回数が組み合わさったメニューとなります。

サブ種目はBIG3で分かった弱点の筋肉を補う事が可能です。

そして、回数を増やす事でパンプアップ促す役目としても使用できます。

 

【補助種目必ず行う必要があるか?】

結論からいいますと「無理に行う必要はない」です。

 

トレーニーの中にはBIG3のみで筋肉を発達させている方もいらっしゃいます。

そんな場合は余計な事をする必要がないと思います。

 

ただスポーツパフォーマンスを高める意味では、他方向に力を出す事が必要となります。

その場合、多くの方向へのトレーニングが活かされます。

 

BIGのみで筋肉成長を感じれている際はフォームや身体のバランス、負荷の量、回復時間が適切であると感じます。

また次回ご紹介する「BIG3のスタンス、グリップの変化」を用いてBIG3のみでも豊富なバリエーションを作ることが可能です。

 

サブ種目を使わずBIG3のフォームを調整する方法次週にご紹介です。

 

〜まとめ〜

  • サブ種目は必ずしも行わないといけない事はない。 ただ、お気に入りの種目を探す楽しみはある。まずは試してみても良いと思う。
  •  サブ種目とメインのBIG3種目での回数設定を変化させる事で、身体への刺激の幅が広がる。 筋力アップ、筋肥大と目的に合わせて回数設定を行う。 

 

鈴木謙太郎

鈴木謙太郎

■恵比寿パーソナルトレーニング専門ジム 『Mind_Body』代表

独自のトレーニング理論による姿勢、柔軟性、筋肉バランスに注視した指導を得意とする。

一般、選手、チームへの指導実績多数。

 

 

プロフィール詳細

恵比寿Mind_Bodyホームページ

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