みなさん、こんにちは!(こんばんは!)
ひとは自分自身のチカラで変わることは困難。現状から脱するには、環境を変えるしかない。
弱いつながり/東浩紀さんを読んで、ちょっと衝撃を受けたので、その内容を記事にしてみます。
■環境がひとを作る
- 人間は環境の産物
- 人間は環境の影響に抵抗することはできない
- 環境を改変することもできない
地域、会社、学校、家庭、友人…これらがあなたを形作っている。
それらに影響を受け、自分自身もその環境の一部となっているのだ。
基本的にひとはだいたい同じ環境に身を置き、根を張っている。
この状況を客観視すると…ちょっと恐くなった。
■より強固な縛りを生む『ネット』
ネットは階級、所属を縛る道具といえる。
世代、会社、趣味などひとが関係する所属意識を深め、固定し、そこから逃れられなくする。
個人の趣味、嗜好、価値観によりさらに各コミュニティへの依存を深める。
SNSではいつでも、どこでもそこに入ることができ、さらに一日中来る通知などで繋がりを絶つことができない。
麻薬的ともいえる。
*関係を強固にするという意味では一方的に悪いものではない。
■自分の能動性に期待してはいないか?
ちょっと衝撃ではあるが…自分の能動性を信用するな。
それは、自分を変える、または目標達成には遠回りだ。
自分自身の影響力より、環境の影響力の方が強いのだ。悲しいけど…。
気合い勝負があまり功を奏さないとなると…。
■環境を変える=自分を変える
現状を変える最も効果的な方法は、目的となる環境に身を置く、人とつきあうことだ。
例えば…
プロレスラーになりたい→プロレスの道場に入門する
漫画家になりたい→トキワ荘に入る
…例が極端すぎ。
ダイエットしたい→パーソナルトレーニングをはじめる
勉強を習慣化したい→セミナーや勉強会に定期参加
などかな。
ただ、まったくの別環境に身を移すのは影響は大きいけど、現実的ではない。
今の日常に、非日常を忍ばすのだ。
■むすび
現状を変えたいひとは、即環境を変えることをオススメします。
僕もそうする。
大前研一さんが
人間が変わる方法は3つしかない。
1番目は時間配分を変える。
2番目は住む場所を変える。
3番目はつきあう人を変える。
この3つの要素でしか人間は変わらない。
最も無意味なのは『決意を新たにする』ことだ。
と言ってたんだけど、聞いた当時は『良いこと言うなあ』程度にしか思ってなかった。
僕的には3番目だけど『つきあう人を変える』が威力を感じる。
コレが一番影響受けそうなんだよね。良くも悪くも。
今回のことでもう一度考え直してみよう。