photo credit: 2004 Summer Olympics – Army World Class Athlete Program – FMWRC – U.S. Army – Official Image Archive – Athens Greece – XXVIII Olympiad via photopin (license)
本日は記事内容は「いつもの筋トレ情報」ではありません。
少しブレイクして「トレーニングを行う心構え」を改めて見直してみようと思います。
心構えと言うと随分堅苦しいですね…(苦笑)
皆様、男女共に理想とする身体のイメージがあり、それを目指してトレーニングを行われているはずです。
自分の美意識、他人からの目…身体を整えることは身だしなみでもあり、楽しい作業でもあります。
そんな自分の為に行い始めたトレーニング。
実は知らない間に、周囲へ迷惑をかけていることもある事?を考えた事はありますでしょうか?
自己を高めるトレーニングを続けていくと、実はいつの間にか 他人に迷惑をかけている事もあるのです!
自分の為に行うトレーニング
トレーニングで身体に負荷をかけると、当たり前ですが身体は疲労します。
身体が疲れると余裕がなくなり、ついつい他人へ冷たく接してしまいがちです。
最悪、理不尽な行動をとってしまうかもしれません。
また、ダイエットする為に食事を節制する事で神経を鋭くさせ、イライラの原因ともなります。
やはり節制する事で身体だけでなく心理的にもストレスとなるのです。
ではトップアスリートはどうか? 様々な選手と話していくと「いたって普通の事」として日々のトレーニングや食事に向き合っています。
当たり前、当然の事と捉え、特別な感覚はないのです。 いたって自然で、無理がないので継続できます。
自分を高める為のトレーニングで周囲に迷惑をかけたり、理不尽な行動のきっかけになっていたら、トレーニングへの取り組みを考えても良いかもしれません。
- 回復が遅れて身体は疲れていないか?
- テンションが上がらず会話も面倒になっていないか?
- 何事も面倒になりいい加減な仕事になり始めていないか?
- 周囲への思いやりにかけていないか?
本来、体力があれば余裕が生まれるはずです。その余裕が人間の魅力にもなるのだと思います。
トレーニングを行うと身体がだけでなく心も整い鍛えられると信じております。
気持ち(心)と身体はつながっている
「心と身体はつながっている」と、よく聞かれる言葉です。
例えば、いらだつ事が起こったとします。運動をしていないのに、心臓の拍動が高まります。
アドレナリンというホルモンが分泌され、戦闘態勢へ瞬時に移行します。
このように、日常的にいらだつ事が多ければ拍動は常に高く、心臓はドキドキします。
これが自立神経の「交感神経優位」の状態です。
活動的な交感神経にスイッチが入ったままでいると消化に関する機能を抑制します。
食欲を抑えてしまうのです。
その後、抑えられた食欲は爆発します(苦笑) これがやけ食いですね…
交感神経優位の状態では、血液が全身へ巡るように血管を細くさせてるのです。(血管収縮)
常に緊張状態の身体は回復が遅れます。
どうでしょうか?緊張状態が続いていれば健康とは程遠い事はイメージがつきます。
〜まとめ〜
身体を鍛えて、ナイスボディーになって、キラキラした自分を思い浮かべながらトレーニングを行っていたはずです。
自分の目標の為に行っているトレーニングで、他人へ迷惑がかかっていないかを改めて考えて良いかもしれません。
せっかくかっこいい身体になっても、その過程で周囲に迷惑をかける事があってはもったいないのです。
男性の体脂肪率では標準と痩せ型の境は14%となります。
女性では20%です。
まずは適正な食事量に抑え、少しの運動から始めれば適正な体脂肪率におさまります。
今流行りの「糖質カット」に踏み切る前にまず間食を辞め、お菓子を減らす事からはじめましょう。
■恵比寿パーソナルトレーニング専門ジム 『Mind_Body』代表
独自のトレーニング理論による姿勢、柔軟性、筋肉バランスに注視した指導を得意とする。
一般、選手、チームへの指導実績多数。