レスノバエ!をお読みのみなさん、こんにちは!
ブログ”Designer’s Cafe“のはぎ(@takashi_h7)です。
今は、「情報を死なせない!人のやり方を自分流にアレンジして血肉にする5ステップ」というタイトルで寄稿をしています。
前回のテーマは、「人のやり方をそのまま移植しようとせずに、最小限に分割してから始める」でした。
「こうすれば上手くいく」という、人が紹介しているやり方を取り入れようとするときには、本に載っているような完成形をいきなり真似しようとしても、十中八九、上手くいかないので、まずは「やり方の核」になる部分だけ、最小限の部分だけを取り出して、真似するところから始める、というお話でした。
これで前々回は「どうしてやるのか」、前回は「何をやるのか」を考えてきたことになります。
今回は、「どうやってやるのか」をテーマにしましょう。
どうやってやるのか
「なぜやるのか」「何をやるのか」が決まったら、次は「どうやってやるのか」を考えます。
レビューの習慣を例に取ってみましょうか。
なぜレビューの習慣を取り入れたいのか?
→失敗を繰り返さないようにしたいから
何をやるのか?
→毎日レビューに、「今日の失敗」と「繰り返さないための対策」をメモする
ここで、少し考えてみてください。
レビューをしている自分の姿を想像できるでしょうか?
これだけでは実はまだ全然想像できないはずです。イメージしようと思ったら、まだまだ決めるところがたくさんあります。
いつやるの? 朝? 夜?
何分くらいかかる? 5分? 20分?
ツールは? ノートに書く? Evernoteに書く?
こういった点が、不明確なままです。
イメージできなければ、実際に行動もできない
これは、もう法則と言ってもいいと思いますが、
自分がイメージできない行動は、実行もできません。
だから、「なぜやるか」「何をやるか」を決めても油断してはダメで、
自分がやっている姿をイメージできるようになるまで、「どうやってやるか」の細かいところを詰めていく必要があります。
先ほどのレビューの例えに戻ると、
→まず、Evernoteにレビュー用のフォーマットを作る。あわせて、レビュー格納用のノートブックも作る。
→書くのは夜。寝る30分前。
→始めるときには、レビューのフォーマットをコピーして、今日の日付を入れる。
→フォーマットに沿って、「今日の失敗」と「対策」を書く。
→「対策」がすぐできることなら、翌日の予定に反映させる。
こういった形になるでしょうか。
繰り返しになりますが、ポイントは「自分がそれをやっている姿」をイメージできなければ、実行するのは難しいということです。
「日次レビューをやろう」までしか考えていないと、おそらく先送り、先送りを繰り返してしまって、「いつまで経っても始められない」でしょう。
「自分がやっている姿をイメージできるか」
「どんな手順でやっているかを想像できるか」
これができるところまで詰まっていれば、実行に移すのは、かなり容易になっているでしょう。
萩 貴史/Designer’s Cafe
「夢をデザインして、近づこう!」をテーマに、ブログDesigner’s Cafeを運営。
ブログでは、自分が試行錯誤して経験してきた「ちょっと毎日を充実させるヒント」を中心に、書評やツールのご紹介などをしています。