日記をつけて未来の自分を支える-夢に近づく「身につけてよかった」と心から思う習慣(5)

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ResNovae006

RESNOVAE!をお読みのみなさん、こんにちは!

Designer’s Cafe“というブログを運営しています、はぎ(@takashi_h7)です。

私の寄稿は「夢に近づくために、身につけてよかったと感じる習慣」というテーマでお送りしています。

前回は「失敗は認める。けど、自分を責めない」でした。

夢に近づいていこうと思ったら、絶対に上手くいかないことが出てくる。そのときに、性格が向かないんだろうか、とか、意志の力がないんだとか、自分を責める必要なんてまったくない。やり方を変えたり、環境を整えることに注力すればいい、というお話でした。

 

今回のテーマは、「日記をつける」です。

ちょっと唐突に感じた方もいらっしゃるかもしれません。

 

日記を書いて得られるもの

どうして日記を書くことが大事なのか。

いくつもメリットがありますが、私が特に強調したいのは、「日記は未来の自分を支える」という点です。

いい習慣を身につけたり、悪い習慣を断ち切ったり、こうした地味なことをコツコツとやっていると、疲れてしまうときもあります。

「なんだか結果が出ないなあ」と悩むことも、「こんなのでいいんだろうか」と焦ることもあります。

そのときに、自分を支えてくれるものが「日記」です。

「過去の自分」と言い換えてもいいでしょう。

日記が自分を支えてくれるという実感が湧かなければ、騙されたと思って書き始めてみてください。そうして、一ヶ月後、三ヶ月後に、昔の自分が書いたことを見返してみてください。

そのときに、必ずと言っていいほど、次のことが発見できると思います。

●昔、悩んでいたことがいつの間にか解決している
●昔、悩まなかったようなことを、今悩むようになっている

きっとどんなに夢に近づいても、理想の生き方ができるようになっても、「悩みがなくなる」なんていうことはないでしょう。

でも、日記を書いていると、「悩みの中身」が全然変わっていることに気づきます。そういうときに、「ああ、ちょっとは成長できたのかなぁ」というのを実感できたりします。

昔は、「早起きが習慣化できない」と悩んでいたのが、いつの間にか「早起きして得られた時間を、あまり活用できていない気がする」という悩みに変わっているかもしれません。

「読書が続かない」と言っていたのが、「読んだ本を活かせない」とレベルアップしているかもしれません。

「夢に近づく」というと、ちょっとキレイな言い方ですが、実際のところを言えば、「次々に出てくる悩みを、もぐらたたきのように、かたっぱしから潰している」という感じです。

そうやって、もぐらたたきに疲れて、「こんなので前に進んでいるんだろうか」と思ったときに、昔の日記を見返してみてください。

そうすれば、「確かに前に進んでいる」という実感とともに、「もう一歩踏ん張ってみよう」という気持ちが、自然と起きてくることでしょう。

 

夢に近づくための習慣たち

これまで、「夢に近づく、身につけてよかったと心から思う習慣シリーズ」と題して、書き進めてきました。

(1)すべてを書き出す
(2)計画ではなく、記録からはじめる
(3)小さく始めて、挫折と無縁になる
(4)自分を責めない
(5)日記を書いて、未来の自分を支える

私が、こういった習慣を身につけることができてよかったと思うのは、「基礎になる習慣」だからです。

早起き、運動、読書、趣味、人脈を広げる、などなど、身につけたほうがいい習慣を挙げていけばキリがありませんし、それをすべて習慣化しようと思ったら、どうやっても時間がかかります。ブログで書き切ることもできません。

 

でも、どの習慣を身につけるにしても、共通の部分もあります。いわば「習慣化を上手に行うための習慣」とでも言ったらいいでしょうか。

私が取り上げてきた「身につけてよかったと感じる習慣」というのは、「夢に近づきたい」「ちょっとした変化を起こしたい」と思ったとき、ヒントにできそうなものを集めました。

まず書き出すことで、自分との対話が始まります。目指しているものが分かったり、モヤモヤしている頭がスッキリします。「これをやろう」というのが見えてくると思います。

書き出して何かに取り組もうと思ったら、「計画を立てるものの、すぐに上手くいかなくなる」というのも往々に起きます。そういうときは、計画ではなくて記録から始めることで、徐々に軌道に乗せ、だんだん無理のない計画が立てられるようになります。

それは、最初は小さな変化かもしれません。でも、小さく始めることで、挫折しにくくなります。そして、一度小さな変化を起こすと、それが呼び水となって、次の変化を起こし、だんだん大きな変化になっていきます。「小さな変化をバカにしない」ことが何よりも大事です。

とは言っても、記録から始めたり、小さく始めることで失敗しにくくはするものの、それでも失敗はしょっちゅうです。そのときには、失敗を認めつつも自分を責めずに、方法や環境を整えてリトライしてみます。

そうやって試行錯誤の繰り返しを日記として残しておくことで、疲れてしまったときにも自分の成長を確認して、自信を深めながら、良き習慣を継続しやすくなります。

「夢に近づく、身につけて良かったと心から感じる習慣」は、今回でいったんおしまいです。また、来年には新しいテーマで、ヒントになるようなことをお届けしたいな、と思います!

 

萩 貴史

萩 貴史

萩 貴史/Designer’s Cafe
 
「夢をデザインして、近づこう!」をテーマに、ブログDesigner’s Cafeを運営。

ブログでは、自分が試行錯誤して経験してきた「ちょっと毎日を充実させるヒント」を中心に、書評やツールのご紹介などをしています。


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