脳の出力機関は筋肉です。脳への入力機関は五感などの感覚器です。
コンピュータを思い浮かべてみて下さい。
コンピュータへの入力はキーボードなどで行います。出力は様々な形態がありますが、目に見えるものはモニターです。
人は筋肉を使って体を動かし生活し生きています。
人にはそれぞれの筋肉の使い方があり、それは人によって少しずつ違っています。
その使い方がその人の個性だったりします。
人は頭の中でモノを考え思考します。だから思考や心は脳の機能だと言われたりします。
その思考や心が頭・脳から出力される時、筋肉が使われ体が動き生活をします。
筋肉の使い方や体の使い方・生活の仕方は、その人の頭・脳の出力であり、その人の個性や性格が反映されているものと考えられます。
体の調子が悪くなることがあります。
筋骨格系の痛みや動きの悪さや言葉に出来ない調子の悪さだったりします。
もちろん内蔵などの調子が悪くなることもあります。
体は頭・脳の出力機関なので、体の調子の悪さは逆行して、頭・脳の調子の悪さに繋がることがあります。
脳の機能としての心(気持ち)の調子の悪さとして出力されることもあります。
整体師や手技療法家は体の調子の悪さに対応します。
それを元に戻したり、調子を良くしたりします。
しかも、病院や他の療法で改善されなかった人が多く来ます。
ほとんどの場合、筋骨格系の調整をします。
頭・脳=思考・心を相手にする先生もいますが、ほとんどは先ず体の調子を見ることから始めます。
体の調子をみて体の調子を元に戻し生理的な状態にし改善されることを望みます。
それが、その人の頭・脳=思考・心に影響を与えます。 いや変えることがあります。
体が軽くなったら気持ちも軽くなるでしょ。
健康は体だけの問題ではなく、整体師は体だけの仕事ではありません。
■㈲アクティブケアコンサルティング 代表取締役
■てあて整体院/てあて整体スクール 院長
整体での独立、開業を目指すスクールを主催。
実践的な『使える』手技を求めて全国から多くの生徒が集まる。
現役のバレエダンサーでもある。