価値観のズレに気付かない押しつけ、あるある。自分こそが正義。

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今日読んだ記事で思うところがあったので、今日はそれ。

要約すると…

 

  • 逆上がりができない女の子がいて、先生と一緒に練習をすることになった。
  • 日々の練習の成果が実り、逆上がりが成功、二人とも大喜び。
  • 次の瞬間、女の子が「もうこれで、逆上がりの練習しなくて良いんだね!!」

 

というお話。

先生と女の子の目的がずれてるんですね。

良かれと思って先生も一生懸命なんだけど。

 

先生:上達、達成素晴らしい!出来なくて悔しがっている→達成できたら喜ぶに違いない。

女の子:逆上がりができるのはどうでも良くて、できるようになったら練習しなくて済む。

 

ま、本当に相手はそれを求めてるのか、価値観の押しつけになっていないか、ということ。

その後この記事は、運動そのものの良さを伝える必要性を訴えます。

 

そこも重要だけど、その前、価値観の押しつけ、他人に対する一方的な期待って横行してないか?

実は、自分も以前は結構な押しつけ屋だった。

 

印象的なエピソードがある。(それがあって自分は考えを改めたんだけど)

会社にいた頃、責任があるのに定時になると一方的に帰ってしまう子がいた。

他のスタッフからも問題視されていた。

自分も責任を放棄することに対し、疑問を持っていた。

 

だから、おせっかいを焼いた。

仕事のやりがいや楽しさ、そして責任を果たすことで得られる信頼などを伝えるべく一緒に業務をこなした。

 

…結果、彼女は変わらなかった。

やりがいや楽しさは感じられるようになったみたいで、印象は変わった。

だけど、当初の問題である責任を果たすことは変わらない。

で、ぶっちゃけて聞いてみた。いろいろ。

根っこのところ、

 

自分:仕事、働くことに対しての矜恃があり、さらに完成度が高い仕事をする事こそが楽しみ、やりがいを感じていた。

その子:仕事に執着はない。環境の変化に流されて(大学卒業)なんとなく興味があったことだから就職した。働くのは世の中が、皆がそうしているから。

 

まー、ズレまくってるわな、自分とw

熱感がゼンゼン違うでしょ。

当時の自分には理解しがたかったが、こういう価値観もあるのだ、と受け入れ、彼女には別のアプローチをすることにした。

(オモシロイ事に、それで成果を上げるのだが、それは今回の事に関係ないので割愛。)

 

…価値観はひとそれぞれだから、ズレてて当たり前だよね。

だけど、自分が思う正しいこと、正義の押しつけってけっこうある。

息が詰まる。

それは、相手も、そして自分も。

お互い大きなストレスになる。

 

ストレスって、対人関係のものがほとんどだろう。

更に、他者に対する一方的な期待(自分が思う正しさ、常識、価値観の押しつけ)がほとんど。

 

価値観の多様さ、そして互いの違いを受け入れ、認め、許す。

そんな寛容さが身につけば、もっとのびのび人生を楽しめると思う今日この頃。

 

読んだ記事はコレ。

はじめて逆上がりが出来た女の子:成功後の一言が指導者を撃ち抜く


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